2017.12.17 sun 「こいのつま -インドの物乞いを想う-」
16:00 - 21:30
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当イベントでは、入場料やチケット価格は定めずに、お客様自身にイベントの価値を決めていただきます。実際にイベントをご覧になって、感じていただいたことを金額にしていただけたらと考えております。
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慶應義塾大学公認団体 S.A.Lによる、インドの“物乞い”と呼ばれる人々のどこか親しみのある「暮らし」のひとコマを写した写真展、「こいのつま -インドの物乞いを想う-」が下北沢ケージにて開催されます。
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【イベント概要】
インドには、物乞いをして暮らす人々がいます。“貧しさの象徴”とも呼べる彼らは、地べたに腰を下ろし、お金や食べ物を求めて富裕層や観光客に手を伸ばします。卑しいもの、嫌われるべきものとして、道路の端っこで物を乞うのです。
ただ、彼らの日常はそれだけではありません。彼らの1日を覗いてみると、そこにはどこか親しみのある”暮らし”が広がっていました。彼らはそれぞれに過去を背負いながらも、彼らなりの生活を生き生きと営んでいるのです。
本写真展では、物乞いを生計の一部としている、ハンセン病という病を経験した人々や最貧困地域で暮らす人々の写真を展示します。貧しくともどこか心惹かれる彼らの”暮らし”を、「こいのつま(恋心のきっかけ、の意)」という言葉に込めました。
時に笑い、時に涙し、親は子を想い、子は親を想う。「物乞い」という言葉からは想像することもできない彼らの生き方を写した、素直で色鮮やかな写真展です。
私たちは伝えたい。”貧しさの象徴”が、”卑しさの象徴”で終わらぬように。
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